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Anlyがライブビューイング終了後にサプライズで登壇 ヤマハ「Anly Premium Live in Ginza on Distance Viewing」

 シンガーソングライターのAnlyが、2日に都内で開催された次世代ライブビューイング「Anly Premium Live in Ginza on Distance Viewing」の終了後にサプライズで登壇した。

 「Anly Premium Live in Ginza on Distance Viewing」は、Anlyが3月23日に都内で開催したファンクラブ50人限定のプレミアムライブを、ヤマハが開発した「Distance Viewing」でリアルに再現するというもの。

 「Distance Viewing」は、アーティストの迫力のあるライブパフォーマンスを忠実に記録し、等身大で映し出されるパフォーマンスをステージ上にバーチャルで再現する次世代のライブビューイング。

 ライブビューイングがスタートすると、Anlyがループペダル(エフェクター)による多重録音技術を駆使した楽曲を演奏する圧巻のライブ映像が映し出された。

 前半は、テレビドラマ「科捜研の女」の主題歌「Venus」や、CM曲に採用された「FIRE」のほか、ループペダルを使った7曲で、会場の照明やスモークが映像とリンクしてリアルなライブ映像が再現された。

 後半は、ドラム、ギター、キーボードなどのバンドが加わり、ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」の主題歌「太陽に笑え」や、テレビアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のオープニングテーマ「カラノココロ」など、ドラマ、アニメ、CMに採用された楽曲を中心に8曲のライブ映像が写し出された。

 また、ラストのアンコールでは、アニメ映画『劇場版 夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』の主題歌「星瞬~Star Wink~」、ドラマ「ぼくのいのち」の主題歌「笑顔」の2曲が「Distance Viewing」でリアルに再現された。

 アンコールが終了すると、サプライズでAnlyがステージに登壇。観客から歓喜が上がる中、Anlyは「Distance Viewing」について、「実際のライブを行った場所での上映だったので再現性も高く、サウンド面では演奏者の位置から楽器の音が体に当たってきますし、歓声や拍手、演者の動作音なども含まれ、臨場感がすごかったです」と感想を語った。

 さらに、「照明の動きも映像とリンクしてより立体的に感じました。自分を見ているのに曲終わりには、毎回(自分に)拍手していました」と笑いを誘った。

 また、Anlyはライブビューイングの存在意義について、「ライブはその日限りのステージをお客さんの記憶に刻めたらいいと思っていました。映像記録に残すこと自体、あまりポジティブに思っていなかったのですが、今回の体験で考え方がガラっと変わりました」と語った。

 沖縄出身であることから沖縄の音楽要素を取り入れた楽曲も制作するAnlyは、Distance Viewingの活用について、「歴史の伝承につながるのではないかと思います」と述べた。

 さらに、「音楽をはじめとして、日本の伝統文化などの保存にも活用できる素晴らしい技術です。より多くの方がこの技術を活用・体験の共有をして、誰かの人生の豊かさのきっかけになることを願っています」と語った。

 Anlyの今後の活動は、7月1日にライブ『A.L.I.V.E』を LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催する(開演午後5時30分)。

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