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柄本明と笹野高史“戦友”との共演に涙 「生きている感じがする」

(左から)ラサール石井、笹野高史、柄本明、花總まり、佐藤B作

 舞台「本日も休診」制作発表が21日、東京都内で行われ、出演者の柄本明、花總まり、佐藤B作、笹野高史、演出のラサール石井が登壇した。

 本作は、実在した医師・見川鯛山による人気エッセー『田舎医者』シリーズを下敷きにして書き下ろされた新作舞台。昭和40年代の栃木県・那須高原を舞台に、個性豊かな登場人物たちの交流を描く。

 演出の石井は「同窓会のようなメンバーで、一人一人が座長級の中、花總さんが一輪のかれんな花のようです。その周りでおじいさんたちが頑張っている。『白雪姫と七人のこびと』のような感じです」と冗談を交えて会場を笑わせた。

 主人公の鯛山を演じる柄本は「古い戦友たちと同窓会みたいな形で、楽しく稽古をさせていただいています」とあいさつ。

 芝居を始めた当初からの“仲間”だったという笹野や佐藤と、改めて同じステージに立つことについて聞かれると、「舞台上で目を合わせてせりふを言ったら、泣いちゃうかもしれない」と感極まった様子で話した。

 これを聞いていた笹野は、涙で声を詰まらせながら「年を取って涙もろくなって…。泣けちゃいます。全く同じ気持ちです。一緒に稽古場に立っていられるのがありがたい。生きている感じがする。いろいろな方のおかげで、幸せな安堵(あんど)感が味わえる稽古場で…」と思いを語った。

 また、柄本が演じる鯛山の妻・テル子を演じる花總は「まだまだ自分は力不足なので、柄本さんの邪魔にならないように頑張りたいと思います。役柄的には鯛山を包み込むような、見守る役なので、ひそかにそういう心積もりで、稽古場でも柄本さんを見つけていけたらいいなと思っています」と意気込みを語った。

 舞台は、11月12日~28日、都内・明治座で上演。

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