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山崎賢人「お芝居がよく分からなくなっていた…」 “調律師役”に挑戦し、原作者からの手紙に感動

調律師役を演じた山崎賢人

 映画『羊と鋼の森』の初日舞台あいさつが8日、東京都内で行われ、出演者の山崎賢人、鈴木亮平、光石研、三浦友和ほかが登場した。

 本作は、ピアノの調律に魅せられ、ピアノとつながる多くの人と出会い、成長していく青年・外村直樹の物語。

 主人公の新米ピアノ調律師を演じた山崎は「去年の冬に北海道で、悩みながらも楽しく撮影していました。今日は本当にうれしいです」と公開初日の喜びを語った。

 一方、鈴木は「すてきな映画ができました。心の奥深いところにしっとりとした余韻を残していく映画になったと思います」と自信をのぞかせた。

 作品の内容にちなみ「自分や世の中の調律したいものや、直したいところは?」と質問されると、山崎はまさかの「ピアノ」と回答。「ピアノの調律師役をやったので、ピアノの調律をできるところまでやってみたいなって、逆に思いました」とコメントして、会場の笑いを誘った。

 また、イベントでは原作者の宮下奈都氏が書いたキャストや監督への感謝の手紙も読まれた。宮下氏が山崎が演じた外村について「才能に迷う不器用な新人調律師が手探りで進んでいく姿があって、山崎賢人という俳優も、焦りや不安を抱えながら、一歩ずつ歩き続けてきたのだろうと感じ、胸が熱くなりました。あなたに演じてもらえて良かった」とたたえると、山崎は上を向いて、感無量の表情を浮かべた。

 山崎は手紙の感想として「僕もすごく悩んで、お芝居をすることがよく分からなくなっていた時期で、それを外村にぶつけようと思って頑張っていたので、すごくうれしいです」と語った。


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