生活情報のコラム

ドキュメンタリー『地球の限界』 【ネトフリさんぽ⑤】

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 マイバッグを持ち歩き、詰め替えの洗剤を買い、自転車に乗って、地元産の食材を探してみる。持続可能な社会、環境負荷の低い行動と、地球の未来を身近なところで考える機会が増えている。それでも道は遠い。ドキュメンタリー『地球の限界』では、科学者たちがデータを示して警鐘を鳴らしつつ、今ならまだ間に合う、即座に行動を、と呼びかけている。

 スウェーデンの環境学者、ヨハン・ロックストロームが、問題を分かりやすく分類。アマゾンの熱帯雨林減少に代表される生物群系の問題、絶滅危機種など生物多様性の問題、水資源の問題、富栄養化などの問題、そして気候変動と、それぞれについての危機的な現状を、映像を交えて解説。どの分野でも「限界値」を超えてしまうと、対策を始めても手遅れになるとし、「あと30年で化石燃料なしの世界経済を確立する必要がある」と力説する。

 この2年、世界を苦しめているコロナなど新型ウイルスの登場も、WHOをはじめ多くの科学者たちがかなり前から警告してきたことであり、人間と動物、そして環境の”健康”がリンクしていること、一線を越えて他の生態系を壊すことの意味を、行動制限にうつうつとしながら改めて学んでいる我々。世紀単位の長期的な変化は、せいぜい100年前後しか生きられない人間の目には見えにくいが、崩れる氷山、消滅する熱帯雨林、山火事や水害を目にする度に、危機感を強くする人は決して少なくない。木を植えて”地球の肺”を取り戻し、環境に負荷をかけない食材で健康的な食事をし、できるだけゴミを出さない——―提唱されている有効な対策は、ある意味とてもシンプルだ。誰もが持っている危機感を、改めてデータと映像で確認できる。

text by coco.g

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