生活情報のコラム

スポーツの祭典を地元から盛り上げる 新宿区が250日前イベント開催

オリンピアンも有名選手もオープニングで全員集合
オリンピアンも有名選手もオープニングで全員集合

 東京2020オリンピック・パラリンピックのメイン会場、国立競技場がある 東京都新宿区が12月1日、本番に向けた「250日前記念イベント」を区内の 落合第二中学校、落合第三小学校を会場に開かれた。金メダリストを含むオリンピアンや有名スポーツ選手によるスポーツ教室のほか、第二中学校の生徒による 音楽演奏やダンス演技なども披露された。天気に恵まれ訪れた人たちはイベント を楽しんだりパラリンピック競技を試したりして、スポーツの祭典が近づいてい ることを感じていた。

▽夢が頑張り支える

 オープニングセレモニーで新宿区の吉住健一区長は「ちょうど1日前の11月 30日には新しい国立競技場が完成しました。今まで新宿区は節目節目で記念イ ベントを開催してきましたが、これからも回を重ねオリンピック、パラリンピッ クのムードを高めていきます」と挨拶。世界が注目する大会も、おひざ元の盛り上がりが何より大切だ。  第二中学校の体育館では、柔道女子63キロ級で2004年アテネ、08年北 京でオリンピック連覇を遂げた谷本歩実さんがトークショーを行った。オリンピック出場を目指し練習に励んでいたが、試合で勝てなくなり、体中に発疹が出て、 眠れない、食べられないという日々が続いたそうだ。その時、柔道を始めたころ の日記を読み返すと「夢はオリンピックに出ること」と、きらきら輝くほど純粋 な自分の姿が見えたという。そこから心機一転、練習に力が入り、食欲も戻った。 「あきらめては駄目です。夢は頑張る自分を支えてくれる」と貴重な経験談を披 露した。これには子どもよりも、大人たちの方が熱心に聞き入っていた。

妹の育実さんを相手に模範演技の谷本歩実さん(右)
妹の育実さんを相手に模範演技の谷本歩実さん(右)

 トークショーの後は、小学生を対象に柔道を指導。地味な動きにゲームの要素を採り入れるなど工夫も感じられたが、何より子どもたちを驚かせたのが妹の育 実さんとの模範演技だった。子どもたちからリクエストされた背負い投げ、内股、 払い腰などの投げ技を鮮やかに決めると「すごい」と歓声が挙がった。ただ谷本 さんは「投げ技は見た目が派手だけど、技が掛からなかったり、外された時に大事になるのが寝技」と説明。実際に寝技に持ち込む素早い動きを見せると、今度 は周りの大人が「なるほど」としきりに感心していた。

▽迫力満点、選手の走り

 校庭では、08年北京オリンピック陸上男子400メートルリレーで銀メダル に輝いた塚原直貴さんがコーチになり、走り方教室を実施。その中で、参加者も 観戦者も驚いたのがハードルの越え方だった。手本を示してくれたのは400メー トル障害を得意とする伊奈颯太選手(城西大)。高さ91・4センチのハードル を、スピードを落とさずまたぐように越えていく華麗なフォームと迫力に、誰もが圧倒されていた。子どものころの驚きや感激が、将来の活動や関心につながる ことも多く、塚原さんは「ここで習ったことを思い出して、みんなも次々に新し いことにチャレンジしてください」と呼び掛けていた。

「位置について」と声を掛ける塚原直貴さん
「位置について」と声を掛ける塚原直貴さん
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