生活情報のコラム

「フランス女性は太らない」を覆す結果に 中学生女子の肥満が増加傾向

Curvy lady cannot get into her pants, overeating result, obesity problem

 『フランス女性は太らない』(ミレイユ・ジュリアーノ著)という本が各国で売れ、脂肪分を多く摂取しているにもかかわらず健康的であるという“フレンチパラドックス”という言葉もよく知られている。だが、生活習慣の変化は、そんなフランス人の体形や健康にも影響を及ぼしつつあるようだ。仏保健省が8月28日、若者の肥満が年々増えているという調査結果を発表。食事の仕方や、パソコンの前に長時間座る生活スタイルに警鐘を鳴らしている。

 調査は、フランス国内の中学3年生(14~15歳)7,200人を対象にしたもの。18.2%の生徒は「太り過ぎ」で、そのうち4分の1以上、全体の5.2%は「肥満症」だった。この数字は2001年、2009年と前の調査と比較して次第に増えており、特に女子に顕著な増加傾向が見られるという。

 問題点として指摘されたのは二点。一つは格差だ。いわゆる“エグゼクティブ”の家庭の子どもでは、太り過ぎは12%、肥満は3%だが、労働者階級の家庭ではそれぞれ24%と8%に倍増している。全体的に改善傾向が見られるという結果が出た虫歯についても、虫歯のない子どもの割合は前者は77%に上るが、後者ではまだ59%にとどまっている。「朝食をきちんと取っているか、スポーツをしているか、歯科検診を受けているかなど、ふだんの生活の仕方、余裕が影響している」と分析されている。

 もう一つの問題は、パソコンの前に座る時間が増えていること。調査した子どもたちの半数は、週平均で1日3時間半以上パソコンやスマホの画面に向かっており、週末になるとこの数字は1日6時間に激増するという。ここで問題とされたのは、画面に向かいSNSやゲームをする間につまんでいる“間食”。「食事を抜いて、画面の前でおやつをつまむこと、スポーツに割く時間がなくなること」や、「食事自体を画面の前で取ることで、満腹感に気付くことができず食べ続けてしまう」など、肥満との関連性が指摘されている。

Text by coco.g

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