生活情報のコラム

卓上の春を食べる 日本ならではの季節の味

春爛漫の八寸
春爛漫の八寸

 春らんまん。今しか感じることのできない芽吹きの味と香りを楽しみに、六本木の「よし澤」にお邪魔した。ミシュランの星を獲得し続ける「銀座 よし澤」の吉澤定久さんが自ら腕をふるい、春らしい味を堪能する時間が静かに流れる。

はまぐりの先付
はまぐりの先付

 清々しいヒノキのカウンターに、ひょうたん柄の卓上膳。食前酒代わりに、桜の花びらを散らした日本酒が杯に注がれる。ハマグリにワラビ、木の芽が添えられた先付からスタート。伊勢エビとタケノコの土瓶蒸しの香りに、カウンターの面々からはすでに歓声が上がる。

土瓶蒸し
土瓶蒸し

 奥では、藁(わら)に火がついているのが見える。次の強肴(しいざかな)「鰆(サワラ)の藁焼き」が始まっている。ほんのり香ばしさをまとった鰆に、おろしたてのワサビと薄切りのにんにく、ほんの少しの塩。一同押し黙る絶品だ。ホワイトアスパラガスやグリンピースのカステラ、白魚や鴨肉がのった八寸の盆には、きれいに咲いた桜の枝が。

鰆の藁焼き
鰆の藁焼き
特製の信楽の土鍋でご飯が炊きあがる
特製の信楽の土鍋でご飯が炊きあがる
空豆の羊羹に空豆の蜜煮
空豆の羊羹に空豆の蜜煮

 稚アユの姿焼き、解禁されたばかりのホタルイカのしゃぶしゃぶ、そして目の前でたたいて出来上がったふきみそ。カウンター奥に並ぶ信楽の土鍋で、菜の花や実山椒(みざんしょう)が香るご飯が炊きあがる。

 吉澤さんの見送りを受けて店を出る瞬間も、次の季節はどんな風に?と期待に胸躍ったまま帰途につくディナーだ。夜会席は1万6,800円(税込・サービス料別)から。

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