生活情報のコラム

殺虫剤市場が縮む中、業界の救世主となれるか? フマキラーが好調な“ゴキブリ用”に新商品投入

ゴキブリ用新商品を紹介するフマキラーの大下宜生副社長。
ゴキブリ用新商品を紹介するフマキラーの大下宜生副社長。

 2018年の殺虫剤市場は前年比93%に縮小した。6、7月の猛暑(蚊の減少)、8~10月の台風・地震の天候不順などが市場の足を引っ張った――と、業界の一角を占めるフマキラー(東京)は1月18日、東京都内で開いた「新製品発表会」で分析した。 しかし、フマキラーの大下宜生副社長は「業界全体にとって大変厳しい一年になった」と振り返りつつも、フマキラーは「対前年比97%」にとどまったとして「殺虫剤市場を牽引するのはフマキラーしかない」と強気の姿勢を崩さなかった。強気の背景の一つが、ゴキブリ用商品の好調な伸び。18年は対前年比121%のプラス成長を実現した。

 各業界の国内市場縮小の要因の一つとしてよく指摘されるのは人口減少。

 一方、ゴキブリの生命力、繁殖力はつとに有名。ゴキブリにとって居心地の良い空間を家の中に作るとまたたく間に増殖する。

 大下副社長は「ゴキブリ商品にさらに力を入れる。まだまだ伸びる」と意気込む。その具体策として19年は2つのゴキブリ対策の新商品を投入する。

 ボタンを押すと駆除剤噴射のノズルが0・1秒で立ち上がる「ゴキファイタープロ ストロング」と、足元でなく羽を粘着剤で捕捉する捕獲器「ゴキファイタープロ 激取れ」だ。

 前者はノズル着脱の間にゴキブリが目の前を去ってしまう駆除機会の喪失を減らすための工夫。瞬時に立ち上がるノズルは長さ18センチ。ゴキブリにはお気の毒だが、“早打ち”が可能になる。

 後者は、いわばゴキブリを“羽交い締め”にして捕獲する。ゴキブリの中には、足元の粘着材を抜け出す“猛者”も多いという。一方、粘着面との接触面積が広い、羽の部分が粘着されると抜け出す確率はぐんと、低くなるという。

 「生きた化石」と言われることもある、長い歴史を有するゴキブリ。伝染病などを媒介する害虫の代表として、人間との知恵比べはまだまだ続きそうだ。

地域限定で売り出す広島カープとのコラボ企画商品を手に取る大下宜生副社長
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