生活情報のコラム

滑稽なまでの権謀術数 ロシアで上映禁止の作品、公開

(C)2017 MITICO - MAIN JOURNEY - GAUMONT - FRANCE 3 CINEMA - AFPI - PANACHE -PRODUCTIONS - LA CIE CINEMATOGRAPHIQUE - DEATH OF STALIN THE FILM LTD
(C)2017 MITICO – MAIN JOURNEY – GAUMONT – FRANCE 3 CINEMA – AFPI – PANACHE -PRODUCTIONS – LA CIE CINEMATOGRAPHIQUE – DEATH OF STALIN THE FILM LTD

 もちろん脚色もされているが、大筋は史実通り。だからこそ、ロシアなどでは上映禁止になった映画、『スターリンの葬送狂騒曲』が公開された。旧ソ連の政治家たちの、誇張されたブラックな会話満載。歴史として笑って見ることもできるが、忖度、疑心暗鬼、策略、権力への執着と、現代も、どこの国でも変わらない政治の世界の負の側面が、観る者の笑いの半分をため息に変える作品だ。

 原作はフランスの漫画『スターリンの死』。監督は、英国の大臣の失言から始まる混乱を描いた『In the Loop』(09)で有名な、アーマンド・イアヌッチ氏が務めた英仏合作だ。1953年、旧ソ連の最高指導者だったスターリンが死去。昨今の報道でもよく聞く“粛清”で恐れられた独裁者の死を受けて、後継者争いを始め、疑心暗鬼に陥り姑息な策略をめぐらせる周囲の人々の滑稽な行動が、デフォルメされて描かれている。

 スターリンの腹心だったマレンコフ、中央委員会第一書記のフルシチョフ、秘密警察警備隊長のベリヤ。国の将来を担うべき中心人物たちの権謀術数と俗人ぶりが、ほぼ笑える領域まで突き抜けているせいか、それともスティーヴ・ブシェミやサイモン・ラッセル・ビールたちのアップテンポな英語のせいか、暗くて重いはずのヒストリーがしっかりコメディに転調している。

 

text by coco.g

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