生活情報のコラム

仏料理界の“神様”逝く J・ロブション氏73歳で

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 世界のあちこちに店を持ち、フランス料理の楽しみを広めた有名シェフ、ジョエル・ロブション氏が8月6日、がんのため、スイス・ジュネーブで亡くなった。73歳だった。美食ガイドとして知られるミシュランで、世界で最も多い32個の星を獲得。親日家としても知られ、日本にも複数の店を持って親しまれたシェフだった。フランス料理界は、今年1月に重鎮ポール・ボキューズ氏を失っており、訃報に揺れる2018年になっている。

 1945年生まれの氏は、76年にはすでに、最高位の職人に与えられる「フランス最優秀職人賞(MOF)」を受賞。87年には「今年のシェフ」に、90年にはやはり有名レストランガイドのゴー・ミヨで「世紀の料理人」に選ばれた。パリ、ロンドン、東京、ニューヨーク、上海など、各国に店を展開し、次々にミシュランの星を獲得。2003年、東京とパリを皮切りに開いた新しいスタイルの「アトリエ」は、カウンターでタパスを楽しむように、料理人と食べ手がコミュニケーションを取れる家庭的な雰囲気を目指して成功。ロブション氏の味を保ったまま高級レストランの敷居を下げ、各国で人気を博した。

 ロブション氏は厨房内にとどまらず、テレビ番組などにも出演してレシピを紹介するなど、多くの人に親しまれた。リベラシオン、フィガロ、ラ・デペッシュなど仏各紙によると、今年最後にテレビに出演した時は、料理を競う出演者に素材として「ジャガイモ」の課題を出したという。さまざまな素材を自在に“昇華”させる魔法の手を持つロブション氏だが、彼の十八番は実はジャガイモのピュレ。最も身近な食材を世界一おいしく仕上げる氏らしい最後の“出題”だった。

text by coco.g


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