生活情報のコラム

ネス湖のDNA調査 ネッシーは今…【スコットランド避暑の旅②】

インヴァネス城
インヴァネス城

 昭和どっぷりな世代には、なじみ深い「ネッシー」。スコットランドのネス湖にすんでいるかもしれない、あの首の長い“伝説の怪獣”だ。一時期、さまざまな写真や目撃談が取り沙汰されたが、ねつ造写真などフェイク情報も混在して、すべては”仮説“のまま宙に浮いていた。ところが今年になって、ニュージーランドの科学者が率いる国際研究チームが湖水からDNAを採取し、未確認の生物の存在を確認しようという調査をまたスタートしている。避暑に最適のスコットランドで、再度注目を集めるネス湖を訪ねてみた。

ネス湖の風景
ネス湖の風景
ネス湖のエキシビションセンター
ネス湖のエキシビションセンター

 インヴァネスの駅から車で南下し始めると、20分くらいで左手にネス湖の水面が見えてくる。曇天の下、波打つ湖面と対岸の緑のコントラストは、“何か”が潜んでいそうな雰囲気を醸し出すのに十分な風景ではある。更に南下すると、湖畔に「ネス湖エキシビションセンター」というのが建っている。ネス湖とネッシーに関する資料展示をじっくり見ることができる“ネッシー博物館”だ。

センターの前にあるネッシーの像
センターの前にあるネッシーの像

 入口近くには、ネッシー探索のために使われた小型の黄色い潜水艦が展示され、建物内では、スコットランドの地理や気候、現在のネッシー情報に至るまで、ネス湖周辺の歴史をたどることができるようになっている。写真や映像、文書、新聞などの資料を織り交ぜながら、ネッシーについてどんな調査がなされてきたのかを詳しく解説。何度も繰り返された写真撮影の成果はなく、食物連鎖を調査しても、“怪物”の餌となるような魚は存在しないことが判明しており、湖の水は爬虫類には冷たすぎ、哺乳類なら水面で呼吸するはず…など、ネッシーの存在には不利なデータが山積だ。

ネッシー調査に使われた小型の潜水艦
ネッシー調査に使われた小型の潜水艦

 だが一方で、1,000人以上の目撃証言もあり、展示の最後には、実際の目撃者の録音を聞くことができるようになっている。「1,000人もの人が見間違えるだろうか?」という問いかけで終わる展示は、新しいDNAの調査に期待をつないでいる。

ハイランドゲーム会場アンガス牛ステーキのスタンド
ハイランドゲーム会場アンガス牛ステーキのスタンド

 ネッシーがいようがいまいが、謎の歴史そのものが観光資源。避暑ついでにインヴァネスを訪れるなら、現在は裁判所になっているインヴァネス城近くまで上って町全体を眺めたり、ネス川のほとりを歩いて地元のお祭り、ハイランドゲームを見に行ったりするのも楽しい。スコットランド名物、アンガス牛のステーキバーのスタンドなどもあり、涼しい空気を堪能する夏休みが過ごせる。

 

text by coco.g


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