生活情報のコラム

ジョギングしてたら、つい国境を越えて・・・ 米国で15日間拘束

View of the beautiful harbor of Victoria, Vancouver Island, BC, Canada
View of the beautiful harbor of Victoria, Vancouver Island, BC, Canada

 いわゆる“島国”ニッポンでは、国境を意識するのは飛行機や船に乗る時くらいだが、地続きの大陸に出たら気を付けよう。カナダを訪れていたフランス人学生(19)が、海岸をジョギングしていて“つい”越境し、米国側で拘束された。身分証を持っていなかったことが事態を悪化させ、結局解放されたのは15日後。夏休み、旅先でジョギングするなら、国境線を確認し、パスポートを忘れずに。

 ル・ポワンなど仏メディアが伝えたところによると、フランス南東部ブリアンソンのセドラ・ロマンさん(19)は、高校を卒業してバカロレアを取得後、英語を学びに母親が住むカナダのブリティッシュ・コロンビア州ホワイト・ロックを訪れていた。5月21日の夕刻に海辺をジョギングしていたが、「潮が満ちてきたので、帰る前にきれいな写真が撮れそうな小径に入った」ところ、二人のアメリカ人国境警備隊員に「米国側に不法に越境した」と拘束された。

 フランス人でビザも持っていることなど、その場で事情を説明したものの納得してもらえず、指紋を採取され持ち物をすべて没収されたうえ、翌朝1~2時頃、米国側ワシントン州の「有刺鉄線に囲まれ、警備犬がいる」収容所に移送されたという。セドラさんの母親がパスポートとビザを持って駆け付けたが、結局6月6日まで釈放されなかった。

 カナダのCBC放送は、トランプ政権の厳しい移民政策の文脈でこの“事件”を報道。セドラさんは「国境付近には、何の表示も出ていなかったから、罰金を払うなどしてすぐに帰れると思った」とし、「収容所は大部屋で、60位のベッドが詰めこまれていて、みんなで助け合って過ごしていた。今は収容されている移民の気持ちが少しわかるようになった」と話した。

 フランスのAFP通信が米国側に説明を求めたところ、「国境を不法に越えないように、自分がどこに居るか確認するのはすべて個人の責任だ。また国境付近では、(旅行者は)どんな時でも身分証を持っていなくてはいけない」と警告。夏休み、海外旅行で国境付近に滞在するなら、ジョギングでも散歩でも、パスポートをお忘れなく。


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