生活情報のコラム

パラリンピック事前キャンプ地で合意 アイルランドが成田市と覚書

覚書調印後、笑顔で握手を交わすマローンCEO(左)と小泉市長=千葉県成田市役所で。
覚書調印後、笑顔で握手を交わすマローンCEO(左)と小泉市長=千葉県成田市役所で。

 2020年東京パラリンピックの事前キャンプ地に千葉県成田市を選んだアイルランドパラリンピック委員会のミリアム・マローンCEO(最高執行責任者)一行が2018年5月16日、成田市役所を訪れ、事前キャンプ実施を市と合意する覚書調印式に臨んだ。

 調印式には、マローンCEOをはじめデイビッド・マローン氏、ニーム・バフィーニ氏、ヘレン・アーバスノット氏のアイルランドパラリンピック委員会の幹部4人が出席。成田市からは小泉一成市長、伊藤竹夫市議会議長、関根賢次、吉田昭二の両副市長ら10人が顔をそろえた。来賓として駐日アイルランド大使館のクリス・グリーン二等書記官も臨席した。

前列のマローンCEO(左)と小泉市長を囲み記念撮影に納まる関係者。
前列のマローンCEO(左)と小泉市長を囲み記念撮影に納まる関係者。

 冒頭のあいさつで小泉市長は「2020年東京オリンピック・パラリンピックを絶好の機会ととらえ、スポーツツーリズム(スポーツを通じた観光振興)推進のため、海外チームのキャンプ誘致に積極的に取り組んできた。オリンピックのアメリカ陸上チームの誘致成功に続き、このたびアイルランドのパラリンピックチームを本市へお迎えすることができ大変うれしい」と歓迎。「共生社会の実現のためバリアフリー化を積極的に進め、市民と選手がふれあう国際交流事業も前向きに取り組む」と受け入れ体制に万全を期す決意を示した。

 マローンCEOは「温かいもてなしに非常に感激している。2020年東京パラリンピックに出場する我々アイルランドチームへの物心両面でのご配慮、ご尽力に感謝したい」と礼を述べ、「あとは選手たちがパラリンピックの出場を確実にすることだけ。われわれは参加選手や予算の規模で他国より劣るかもしれないが、その分、地元の方々との人間的なふれあいを通して、成田市民の皆さまに、誘致して良かったと思ってくださるよう頑張りたい」と友好関係の構築に意欲を示した。

 クリス・グリーン二等書記官は「わが国は2020年東京オリンピック・パラリンピックに多大な関心を抱いている。東京オリパラでアイルランドと日本の絆がさらにいっそう深まることを確信している。前回のリオデジャネイロパラリンピックでは我が国は11個のメダルを獲得しており、選手たちは勝つ気満々で東京にやってくる」と自国選手の活躍に期待を寄せた。

 覚書は2通用意し、小泉市長とマローンCEOはそれぞれに署名した後、笑顔で固い握手を交わした。覚書には、選手たちが練習する運動施設の提供のほか、移動手段の確保、ボランティア支援などを成田市側の約束事項として記載。海外のオリパラ選手にとってはあまり使い勝手の良くないホテルなど市内宿泊施設の問題についても、同市はバリアフリー化に向け、関係者へ働き掛けるなど「最大限尽力する」ことも盛り込んだ。

覚書調印式前日の5月15日、成田市の運動施設を見学するマローンCEO(右端)らアイルランド一行。
覚書調印式前日の5月15日、成田市の運動施設を見学するマローンCEO(右端)らアイルランド一行。

 アイルランドパラリンピック委員会側は、市民の練習見学への便宜や地域の子どもたちへのスポーツ指導など市民と交流することを約束した。

 アイルランドパラリンピック委員会は昨年の2017年6月、成田市の陸上競技場やプールなどを視察。受け入れへの熱意や運動施設のバリアフリー化に前向きな姿勢、成田国際空港を擁するアクセスの良さなどを評価し、成田市を事前キャンプ地に選んだ。東京パラリンピックに参加する選手の規模はまだ未定だが、前回のリオデジャネイロパラリンピックでは選手48人が参加。陸上、水泳、自転車競技の3種目で計11個のメダルを獲得した。


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