生活情報のコラム

シーズン序盤から3個の日本新連発 位置付け高まる水泳のコナミオープン

女子50メートルバタフライの決勝前、記録への期待が高まる
女子50メートルバタフライの決勝前、記録への期待が高まる

 競泳の長水路シーズン開幕を告げる第34回コナミオープン水泳競技大会が2 月17、18の両日、東京都江東区の東京辰巳国際水泳場で開かれ、3個の日本新記録と1個の高校新記録が生まれ、シーズン序盤のビッグ大会として、すっ かり定着した。この大会は、普段スクールで練習を重ねる子どもたちが、トップスイマーと同じ舞台で競えることが最大の魅力だが、3年前に会場を関西から東京に移したことでトップ選手の参加が増え、大会の位置付けが確実に高まった。

大会記録の子どもたちは場内テレビのインタビューを受ける
大会記録の子どもたちは場内テレビのインタビューを受ける

 大会は初日から盛り上がった。女子200メートル自由形で、17歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が、自身が昨年出した記録を一気に1秒29短縮する1 分55秒04の日本新記録をマークした。翌日も記録を期待するスタンドの熱気に応えるように、50メートルバタフライで自己の記録を0秒02縮め25秒4 4の日本新。経験の少ない400メートル自由形でも4分9秒29の高校新記録 を出した。自ら「ずっと調子がいい」と話すように、泳ぐ度に自己ベストが続き 「この調子を落とさないようにして、いい夏を迎えたい」と4月の日本選手権、 8月のパンパシフィック選手権を目標に定めた。

 池江の活躍に場内がざわめく中、男子も負けていなかった。100メートル自由形で23歳の大型スイマー、中村克(イトマン東進)が、2016年リオデジャネイロ・オリンピックで自身が出した記録を0秒12上回る47秒87の日本新。 自分でも驚いたと言いながらも「左に寄れる悪い癖がでた。浮き上がりの部分も スムーズじゃない」と冷静に分析した。それでも「夏までに47秒50、今シーズン中に47秒台前半を出したい」と意欲的だ。

プールサイドで応援するコナミスポーツクラブの選手たち
プールサイドで応援するコナミスポーツクラブの選手たち

 メインプールのわきにある調整のためのサブプールで、子どもたちは憧れの選手と一緒に泳ぐことができ、自分たちのレースでは真剣勝負に臨んだ。出番が終 わるとスタンドに陣取り、仲間へ声援を送り、トップ選手の決勝レースを食い入るように見つめた。観戦していた「あかやまSS」(茨城県古河市)は、菊池雄介コーチが9人の子どもたちを引率して大会に臨み、今回は小学生の部で男女一 人ずつが優勝。初めて出場した杉山智咲さん(小学四年)は「全国大会に出場できてうれしい」と笑顔で話した。菊池コーチによると、コナミオープンでは長水路のプールに慣れ、辰巳のような大きな会場の雰囲気を知ることで、本格シーズ ンへの準備が整うという。憧れの舞台に立つというだけでなく、自分たちの目標 もしっかりと設定している。

サインを求められた男子自由形の江原騎士選手(右)
サインを求められた男子自由形の江原騎士選手(右)

 大会会長を務めるコナミスポーツクラブの落合昭社長は「予選では同じレースで、アスリートをジュニアが追う体験ができる。冬の間に鍛えたものを試す機会 として、この大会は適しているのではないか」と開催の意義を説明した。それを 裏付けるように、運営に当たった東京都水泳協会の上野広治会長(元日本水泳連 盟競泳委員長)は「この大会は、強化の進み具合とコンディションの状況を見極 める機会になった。ここで課題を見つけられることで、トップ選手が集まってきている。関西から東京に移って大会がバージョンアップした」という。子どもた ちに憧れの舞台を提供し、同時にトップクラスには今後の強化方針を確認する機会にしてもらう。コナミオープンは、大会のブランディングにも成功している。

大会優秀選手。前列右端が池江璃花子選手、後列右端が中村克選手
大会優秀選手。前列右端が池江璃花子選手、後列右端が中村克選手

K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

第98回天皇杯 トピックス

天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 47都道府県代表決定

天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会(5月26日開幕)に出場する都道府県代表チームが決定しました。 北海道:北海道教育大学岩見沢校 青森県:ラインメール青森 岩手県:グルージャ盛岡 宮城県:ソニー仙台FC 秋 … 続きを読む

ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
このページのトップへ