生活情報のコラム

叩けば扉は開かれる!? フランスの中学生が大統領府でインターン

10610001230 あり得ない、やっても無駄、無理!と思うようなことでも、熱意をもって当たれば可能になることがある。フランスの中学生が、インターン先を探して大統領府に手紙を書いたところ、受け入れの回答がきて現地で話題になっている。

 フランスでは、義務教育課程で職業インターンがプログラムの中に組み込まれ、社会体験の機会が与えられている。中学3年では約1週間、さまざまな職場で“見習い”程度の仕事をさせてもらうことが多い。もっとも、インターン先探しは本人に任されており、行ってみたい会社に手紙を書くことも多いが、実際には“見習い”というより“見学”程度で、職場の負担にならざるを得ない中学生の受け入れには、なかなか快い返事がもらえない場合が多く、親の職場やツテを頼って受け入れ先を探すことが多い。ところが、パリジャン紙など各メディアが伝えたところによると、フランス北西部、ブルターニュのモルビアン県に住む中学生、マチュー・ピカルダ君(14)が、フランスの大統領府にインターン申請の手紙を書いたところ、快諾の返事が来たという。

 マチュー君は、マクロン大統領が就任した直後、6月の大統領演説を聞いてマクロン氏に魅かれ、エリゼ宮(大統領府)でインターンをやってみたいと決意、母親に手伝ってもらいながら、手紙を書いたという。

 ある日、「夕方、お母さんが文字通り車に“飛び乗って”来たんだ。手には、インターンを受け入れるっていうエリゼ宮からの手紙があった。道行く人が何ごとかと僕たちの方を凝視するほど叫んだよ!」とマチュー君。

 マチュー君は、料理人やフローリスト、調度方など、大統領府の使用人たちの脇で働くことになる。インターン終了時には、“責任者”がインターン中の態度や働き具合などの“成績”を記す、学校向けの紙にサインするのが通常。マチュー君の場合は、もしかしたら、マクロン大統領が…!?

(text by coco.g)


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