生活情報のコラム

スマホの見過ぎで子供に接する時間が少なく? 9割の母親が抱く“罪悪感”克服の方法とは

 あの時、なぜ怒鳴ったんだろう? もっと一緒に遊んであげれば良かった、もっと子供の気持ちを分かってあげればよかった…。子育てをしたことのある人なら、かなり多くの人が経験する後悔に似た罪悪感。最近では、スマホを見る時間が長いことが原因で、子供に向かう時間が少なかったことを後悔する母親が増えている、という調査結果を、英テレグラフ紙が伝えている。

 夏休みが終わって子供たちが学校に戻っていくこの時期は、子供と過ごす時間が減り、母親たちがこの“罪悪感”を感じることが多い季節。哺乳瓶の製品などで有名なNUK(ヌーク)の調査では、87%の母親が、子供に対して「罪悪感」を持っていることが分かっている。スマホのせいで子供に寂しい思いをさせたと考えている母親も72%にのぼっている。子供がスマホ依存になることを心配して、さまざまな制限や禁止を試みる話題は多いが、ここは親自身が子供の前でどれくらいスマホをいじっているか、振り返ってみる必要があるということかもしれない。

 もっとも、スマホのように明確な原因を除けば、ほとんどの場合、特定の出来事に対する罪悪感というより、単に「十分なことをしてあげられなかった」という感情なのだという。世代によって母親が感じるプレッシャーの大きさは違うという意見もある。祖父母世代では「衣食住足りていれば、子育ては十分」だったが、現代の母親は、ソーシャルメディアなど外部の判断にも影響を受け、より多くのことを求められているし、自分で自身に求めている面もある、と同紙。

 専門家は、女性はどの世代でも“罪悪感”を持っている、と分析する。「一世代前は、家がきれいになっているか、地域のコミュニティーとつながっているかなど、まったく別のことがその(罪悪感の)対象だったが、今は子供に関することが対象になっている」とし、女性が仕事をするのが普通になっても、家庭の性別役割分業が根強く、この手の罪悪感を持つのは大抵の場合、母親だけであるとも指摘している。

 子供が小さい時だけでなく、思春期になっても、子供に何か問題があれば、母親が「自分はもっと別の方法で子育てができたのではないか、自分が失敗したのではないかと自責の念にかられることが多い」と指摘するのは、母親たちの相談を受けているセラピスト。罪悪感を持たなくてもいい時に、後ろめたさを感じるケースは多いとし、例えばやるべき仕事を終えて5時半に退社する時、他にまだ働いている人がいたとしても、あなたが帰宅することで誰かが傷つくわけではない、と日本でもありがちなシーンを挙げる。「子供がテレビを見ていても、イマイチなサンドイッチをお昼に食べていても、誰かが傷つくわけではない。(この行為で)誰かが傷ついたか?と自問する合理的な考え方ができれば、ほとんどの罪悪感は消えていく」とアドバイスする。

 あれをしてあげなかった、これができなかった、という嘆きは多いが、「我が子を十分に愛さなかった、ということだけはない」と断言できる。それでいいのでは?と。

 最後に、同紙が掲載した罪悪感を克服する5つの方法を。

①友達でも家族でも、誰かと話すこと。話すことで気持ちをおさめたり、自分を理解したり、行動を変えた

りすることもできる。

②何かを「しなければいけない」と思っているなら、誰がそう言ったのか、なぜそうしなければいけないのかを明確にする。

③自分自身に優しくする。自分が罪悪感を感じているような行動を、他の人がしていたら、どう思うかを考えてみる。

④セラピーを受けてみる。

⑤自分を変える大きなモチベーションにもなるから、自分の不完全さと一緒に生きることを学ぶ。


K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

第97回天皇杯 トピックス

準決勝マッチスケジュール決定

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準決勝のマッチスケジュール(キックオフ時間、試合会場)が下記の通り決定した。 ◆第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準決勝 マッチスケジュール  試合日:12月23日(土・祝) … 続きを読む

ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
共同通信社バナー競輪
このページのトップへ