360度カメラの撮影映像で教材作成 B-EN-GのVR学習システム、販路拡大でHTCと協業

 ビジネスエンジニアリング(B-EN-G、東京)とHTC NIPPON(HTC、東京)はこのほど、仮想現実(VR)を用いた学習システムについて、アジア太平洋地域での販売で協業していくことを発表した。

 360度カメラで撮影した現場の映像をVR化し、簡単な操作でオリジナル教材が作れるB-EN-Gの「mcframe MOTION VR-learning」。同システムは2017年に初リリース。学習者は装着したVRヘッドマウントディスプレイを通し、現場の安全教育や作業教育などを受けることができるというもの。建設・インフラなどの業界約20社ほどで導入されているという。この学習システムが、HTCのVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)「VIVE Pro Eye」に対応した。「VIVE Pro Eye」には眼球の動きや焦点を追跡するアイトラッキング機能が搭載されており、ユーザーがVR空間で何をどのくらいの時間見ているかをヒートマップと視線トラッキングで視覚化できる。さらに、無意識の視線の動きが把握でき、学習者の意図や意思決定に関する洞察を得られる。企業側にとっては、体験型のトレーニングを受けている学習者の行動や意思を瞬時に評価でき、学習者側には、装着しやすく眼鏡をかけたままでも使えるというメリットもある。

VIVE Pro Eye

 HTCの児島全克社長は、「VRを用いて体感することで習得に大きな効果があるとされるものの、これまではVRコンテンツを作成するためのさまざまなハードルがあった。B-EN-Gが提供するmcframe MOTION VR-learningはVRを用いたトレーニングコンテンツを効率よく制作することができ、今後さまざまな分野でのVIVEにおける国内やアジア太平洋地域のエンタープライズ市場拡大につながっていくだろう」と期待を寄せた。

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