高知ファイティングドッグスが室戸高校女子硬式野球部に技術指導 全国大会優勝に向けて

 四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスは3月20日、室戸マリン球場で高知県立室戸高等学校・女子硬式野球部員に技術指導を行った。この活動は2018年12月21日に両者で締結された協定によって実現。プロ野球OBや現役選手が高校女子硬式野球部を継続的に指導する試みは国内初で、元プロ野球選手でファイティングドッグスの駒田徳広監督もグラウンド内で熱心に指導を行った。

 室戸高校女子硬式野球部は、2013年に設立。2016年の第20回記念全国高等学校女子硬式野球選手権大会でベスト8に進んだ実績を持ち、女子プロ野球チーム「REIA」に入団した卒業生もいる。新2・3年生の部員数は現在11名で、広島や大阪、和歌山、徳島など県外の選手も8名所属。地域も食材の提供などで、女子野球部を盛り上げている。

 緊張した面持ちから始まった練習では、ボール回し、内外野別ノック、シートノック、バッティング練習、ブルペンでの投球を行った。元プロ野球選手でファイティングドッグスの本田明浩コーチがノックを、吉田豊彦コーチがバッティングピッチャーを担当し、現役プレーヤーの髙井悠生選手、宇佐川陸選手がグラウンド内で身体の使い方やキャッチングを直接指導するなど、充実した練習内容で、キラキラした笑顔の高校生たちが楽しそうにボールを追っている姿が印象的だった。

 駒田監督も個別にバッティングを指導。一人一人の身体やバッティングフォームに合わせてバットをスムーズに振る方法をアドバイス。バットのトップ位置を修正した途端に、打球が外野の頭を越す部員も現れ、本人もその勢いに驚いていた。

 指導した駒田監督は「アドバイスを受け入れて上手くなりたいと思っている選手たちに教えられて楽しかった。自分を変えるためにやり方も変える勇気を持ち、一生懸命やって目標を達成してほしい。今後も室戸高校女子硬式野球部を支えていきたい」と熱く語った。

 ショートを守る森希美さんは「現役選手が付きっ切りで教えてくれて、楽しかった。ボールの捕り方を状況によって使い分けることや、緩いゴロに対して、どのように身体を使えば早く送球できるかなど、丁寧に教えてもらって勉強になった」と練習の成果を語った。また、ピッチャーの石谷愁果さんは、よりスムーズなピッチングフォームにするために、足の踏み出し方の指導を受け、今後の練習にも取り込んでいくという。

 室戸高校女子硬式野球部は3月27日に開幕する「第20回記念 全国高等学校女子硬式野球選抜大会」に出場する。同校野球部の横田尊監督は「各選手が教えてもらった内容を

 共有し、今後の練習に生かしていきたい。チームは地域に支えられている。チームの活躍で地域を元気にしていきたい」と初戦突破を目標に掲げた。

 ファイティングドッグスは今後も、室戸高校女子硬式野球部に技術指導や体力測定、トレーニング講座、トレーニングメニューの策定などを行っていく。また、同校野球部へのスカウティングにも協力する予定だ。そして、5年以内に全国大会での優勝を目指し、侍ジャパン女子の選手を育成することを目標とする。

 地域がチームを支え、チームが地域を元気にする。県内外から集まった球児たちとファイティングドッグスの活動から、今後も目が離せない。頑張れ!室戸高校女子硬式野球部!!


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