潮風に吹かれ、歩いて港町を堪能 ジャパンウォーク、横浜で開催

オリンピック、パラリンピック出場経験者と一緒に街を歩き、障害者スポーツなどを体験するイベント「ジャパンウォーク in YOKOHAMA 2018 秋」が11月10日、横浜市の象の鼻パークを発着点に開かれた。2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定したのを機に、3年前から始まり今回が6回目。横浜市では初の開催で、12キロ、8キロ、4キロのコースに約3500人が参加、快晴の汗ばむほどの気候の中、風光明媚な港町、横浜を巡った。

会場近くの桟橋には豪華客船が停泊

このイベントに対する関心は高く、主催者によると、参加者を募集してからわずか3日ほどで定員に達したという。象の鼻パークから潮風に吹かれながら赤レンガ倉庫広場、みなとみらい地区を回り、歴史的な建造物と近代的なビルが並ぶ横浜市街を抜け、おしゃれな雰囲気が漂う馬車道通り、横浜DeNAベイスターズの本拠地、横浜スタジアム、元町の中華街、町の象徴、山下公園を抜けてゴールと、横浜の魅力が満載のルートが設定された。象の鼻パークの隣にある大桟橋には豪華客船が停泊し、いかにも〝ヨコハマ〝らしい風情だ。

12キロに夫婦で参加した横浜市在住の小田貞夫さん(59歳)は「横浜にこんな景色があったんだ、という驚きがあった。客船も見えて最高の雰囲気です」と、我が町の新たな魅力に触れたようだ。ウォーキングの最中には1988年ソウル、92年バルセロナ両オリンピックで4個のメダルを獲得した体操の池谷幸雄さん、ゴール後はスキーノルディック複合で98年長野冬季オリンピックに出場した荻原次晴さんと記念写真に収まり、一流選手との触れ合いにも満足そう。

スタートでは松田丈志さん、三浦大輔さ
(右から)らが見送った

家族4人で4キロに参加した小林博明さん(47歳)。息子さんが障害者で車いすに乗り、夫婦と娘さんの3人で車いすを押しながら歩いた。妹のみりあさん(9歳)は「大きい船が停泊していてきれいだった。疲れたけど楽しかった」と笑顔で話してくれた。小林さんによると、潮の臭いや街並木の銀杏の臭いが季節を感じさせ、息子さんも喜んでいたという。歩きながら別の感想も抱いたそうで、歩道に段差や障害物があるとか、普段、何気なく歩いていては気づかないこともたくさんあったという。このイベントのもう一つの目的である、誰もが分け隔てなく暮らす共生社会の実現を目指すきっかけを実感させる感想だった。

エリック・ワイナイナ選手(中)と記念写真を撮る参加者

参加者が楽しみにしていた有名人のトークショーには、ベイスターズの元エース、三浦大輔さんらが登場。三浦さんは「僕も2004年のアテネ五輪に野球で出場しているオリンピアンです。投球回数は3イニングだけですが、チームメートのおかげで銅メダルを獲得しました。2020年にはオリンピックの野球を横浜で見ることができます。チーム一丸となって金メダルを取ってもらいたい」と期待を膨らませた。16年のリオデジャネイロ大会カヌーで銅メダルの羽根田卓也選手は18歳から住んだスロバキアの言葉で「東京大会では、いい色のメダルを目指します」と流ちょうに話し、大きな拍手を浴びていた。

人気者のエネゴリくんと写真に収まる家族

象の鼻パークには、車いすバスケットボール、ブラインドサッカー、車いすレーサー、スポーツクライミングなどの体験コーナーも設けられ、終日、人の並みが途切れず絶好の天気の下、参加者はスポーツの秋を満喫していた。


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