泳ぐ楽しさと魅力を伝え 水泳の日イベント、郡山で開催

「泳いでつながる笑顔の輪」をモットーに、水泳に親しむ機会を広げる「水泳の日」イベントが10月28日、福島県郡山市の郡山しんきん開成山プールで開かれた。テレビ番組などでおなじみの水泳のオリンピックメダリストらが、一般の参加者と一緒に泳いだり指導したりしながら、水泳の楽しさを伝えた。

開成山プールでは26日までハンガリーの競泳代表チーム12人が合宿を行っていた。中には2016年リオデジャネイロ・オリンピックの銅メダリストも。福島県や郡山市では、20年東京大会の事前キャンプ地に郡山市が選ばれるよう働きかけているという。

水泳の日イベントでは、正式な競技会ではないものの、個人タイムレースやリレー競争が行われた。オリンピアンのチームとのレースでは、小中学生のチームが頑張り、勝つ場面もあった。競泳だけでなく、アーティスティックスイミングの体験教室や水泳クリニック、日本泳法のデモンストレーションが午前から夕方まで開かれた。さらにオリンピックでメダルを獲得した寺川綾さんや中村真衣さん、星奈津美さんらのサイン会にも長い列ができた。

クリニックで指導を受ける子どもたち

タイムレースに参加した地元、郡山第六中水泳部の堀田渚早(なぎさ)君は「オフで大会から離れているので今の状態を知りたかった。水泳は楽しい。オリンピアンは年配の人が多かったけど、現役の選手にも来てほしかった」と、イベントの感想を話してくれた。

会場が最も沸いたのが、平泳ぎの元日本記録保持者、不破央(ひさし)さんがリーダーを務める水中パフォーマンス集団「トゥリトネス」のショーだった。映画、ドラマの「ウォーターボーイズ」でアーティスティックスイミングを指導をしたことでも知られる。ただ妙技を見せるだけでなく、笑いの要素をたっぷり盛り込み、観衆の目を引きつけた。ダイナミックなジャンプ技で驚かせた後は、後ろに進むクロール、横に動く平泳ぎ、背泳ぎの姿勢からの背面バタフライと高度な技を披露。これらの泳ぎには、スタンドから感嘆のため息が漏れた。

コミカルな演技ながら驚異的なジャンプの不破さん

息の合った演技のトゥリトネス

不破さんは現在50歳。若手のころは第一人者だったが、オリンピックとは無縁だった。オリンピック出場経験もなく、ましてやメダリストでもない不破さんが、水泳の楽しさを伝えるためにと考案したのがアーティスティックスイミングをベースにした水中パフォーマンスショーだった。「オリンピック出場経験がない人間に、セカンドキャリアで水泳を生かすには厳しいものがあった。自分が得意だったのは話すことと表現すること。それを生かす道を探った。泳げない子どもでも楽しんでもらえることを目指した」という。

水泳の世界では不破さんのショーは有名だそうだが、そこで終わらせるにはもったいないショーとして質の高さがある。始めて20年。水泳のプロが見ても驚くような演技の質を保つために「技術の向上と練習量の確保は欠かせない」そうだ。水泳の楽しさを伝える〝伝道者〟としての笑顔の裏に、トップスイマーだった意地がのぞく。

水泳をテーマにしたコント、本多スイミングスクールさん

プール前の路上では、本多スイミングスクールさん(芸名)の、水泳をテーマにしたコント芸も披露された。参加者は水泳で軽い疲れを感じつつも、リラックスするショーや大道芸で水泳の魅力を再確認し、協賛企業の展示ブースで記念写真に収まり、軽食の販売コーナーで空腹を満たし、秋の休日を過ごした。

協賛コーナーでエネゴリくん(右)と郡山市のキャラクター、がくとくん(左
から2番目)


K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

第98回天皇杯 トピックス

準々決勝の結果(10月24日開催)

浦和レッズ 2-0 サガン鳥栖 鹿島アントラーズ  - ※11月21日開催 ヴァンフォーレ甲府 ジュビロ磐田 1-1 (PK:3-4) ベガルタ仙台 川崎フロンターレ 2-3 モンテディオ山形  

ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
このページのトップへ