パラ競技のボッチャで企業対抗戦 やはりスポーツ「負けると悔しい」

ルールが簡単で手軽に楽しめるパラスポーツ、ボッチャの愛好者が増えている。2020年の東京パラリンピック開催に向け、パラスポーツ支援のため企業が普及に積極的に取り組んでいるのも一因。企業対抗戦も行われ、9月4日から6日まで、約60チームが参加し、東京都江東区の東京スカイツリーの東京ソラマチで「オフィス de ボッチャ in 東京 2018 ~夏の陣~」が開かれ、NECが優勝した。

今年は3大会優勝のNEC。左から山本さん、田村さん、野津さん

このイベントを主催したのは、経団連など経済3団体の加盟企業で構成しているオリンピック・パラリンピック等経済界協議会(会長・豊田章男トヨタ自動車社長)。今回は3チーム1組のリーグ戦による予選を行い、勝ち上がったチームがトーナメントで争った。予選では、いかにも始めたばかりというほほえましいシーンも見られたが、会場が地上350メートルのスカイツリー展望台に移った6日の準決勝以降に進んだ4チームは、試合慣れしたレベルの高いプレーを展開した。決勝はNECと江戸川区役所の対戦。別の大会で負けている江戸川区役所は「リベンジ」と意気込んだものの、NECの息の合ったショットに屈した。

どちらが近いか審判の判定を見守る

青のそろいのユニホームに身を包んだNEC。昨年4月にボッチャ部を結成し、月に2回、都内港区の本社で練習を積み重ねてきた。ことしは3大会に出場し、いずれも優勝という強豪だ。川崎市の事業所に所属する田村和秀さんは「毎日、自宅でボールを投げて調整している。楽しいです」と満面の笑み。本社のオリパラ推進本部の山本武洋さんは「仕事柄、自分でもパラスポーツを体験してみよう」と、始めた動機を説明してくれた。ボッチャのサポート役を10年以上ボランティアでやってきたという野津崇さんは、フォームも様になっていて「自分でもプレーしてみたい」と始めたそうだ。山本さんによると、ボッチャ部は大会出場を目指すだけでなく、普段も各種イベント会場で体験会を開催し普及の手助けをしているという。

決勝は地上350メートルの展望台で実施

経済界協議会の「東京大会の成功に向けたムーブメントを活用し、経済界が一体となって未来の子どもたちにレガシーを残していく」との理念に沿い、各参加チームは社内で希望者を募り、少しずつ練習を重ね、ボッチャを通じてパラスポーツへの理解を深めている。その中の一つ、JXTGエネルギーは今回、有重哲副社長が先頭に立って参加した。結果は予選敗退だったが、有重副社長は「緊張感があって楽しかった。実際に負けると悔しいし、次はもっと練習してと思う。これがスポーツの良さでしょうか。今後、より一層、社員がパラリンピックに関心を持ち、自ら応援したいと思える機運醸成が必要だと思う」と笑顔で感想を話してくれた。

東京大会組織委員会の布村幸彦副事務総長も若手職員とともに参加。会場の熱気に「企業の皆さんに、一緒に東京大会を盛り上げていこう熱意が感じられ、ありがたいし心強かった」と感謝した。最近のオリパラ関連のテレビCMなどでもパラアスリートを採り上げている例が多く、いい流れができていると感じているそうだ。「でも、負けると悔しいですね。(支援してくれる企業に)忖度したわけじゃないのに」とちょっぴり苦笑いだ。


K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

第98回天皇杯 トピックス

準々決勝の結果(10月24日開催)

浦和レッズ 2-0 サガン鳥栖 鹿島アントラーズ  - ※11月21日開催 ヴァンフォーレ甲府 ジュビロ磐田 1-1 (PK:3-4) ベガルタ仙台 川崎フロンターレ 2-3 モンテディオ山形  

ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
このページのトップへ