バンクオブザイヤーに滋賀銀行 中小企業のM&Aに尽力した地銀表彰

 中堅・中小企業の合併・買収(M&A)を仲介する日本M&Aセンター(東京都千代田区)は6月5日、全国金融M&A研究会「第6回バンクオブザイヤー」表彰式を、東京都内のホテルで開催した。バンクオブザイヤーには滋賀銀行(大津市)が選ばれた。

 全国の企業で後継者不足から事業承継が難しくなる中、地方創生の鍵は地元企業の存続と発展に懸かっている、との共通認識から、日本M&Aセンターと全国の地方銀行が協業し、M&Aに取り組んでいる。

 この日の表彰式では、M&Aに対し顕著な実績や事例、地域貢献をした地銀を表彰し、「バンカーオブザイヤー」「ディールオブザイヤー」「情報開発大賞」「特別賞」など各賞が発表された。全国7エリアで受託件数や成約件数、成約案件の譲渡側従業員数などの各指数で、最も地域に貢献した提携行に授与する「地域貢献大賞」は北から、北海道銀行、千葉興業銀行、北陸銀行、大垣共立銀行、滋賀銀行、四国銀行、宮崎銀行がそれぞれ受賞。その中で、最大の実績を上げた「バンクオブザイヤー」には、滋賀銀行が選ばれた。

 受賞した滋賀銀行の高橋祥二郎頭取は、「事業承継問題は多くの中小企業の課題であり、地域社会全体の課題でもある。受賞を機に、さらに社会の課題解決型ビジネスに注力したい」と話した。

 表彰式の前に開会のあいさつをした、日本M&Aセンターの三宅卓社長は、2015年に403万社あった企業が、2025年は320万社に減るとの財務省による推計を紹介し、日本の将来見通しを憂慮した。さらに「企業は自然のまま任せていると、成長カーブが緩やかになる。しかし今後は、人口や就業人口の激減で、緩やかどころか、90%の企業はだらだらと業績が下がるのではないか。そこで、レバレッジ戦略が重要になる。一つ目は相乗効果のある会社を買収して成長する。二つ目は相乗効果のある中堅大手に買収してもらい、パートナーとして成長する。三つ目はファンドの傘下に入り、ヒト、モノ、カネ、信用を得て成長する。求められるのは、レバレッジ戦略の仲介と成功だ。合併したが、企業文化がうまく融合しなかったり、相乗効果が出なかったりすることのないよう、確実に成功に導きたい。そのためにわれわれはM&Aの総合企業を目指している」と強調した。


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