一般社団法人海外環境協力センター(事務局:東京都台東区、理事長:竹本和彦、以下OECC)は、一般の方々も参加可能なシンポジウム「今後の気候変動対応とウクライナ危機」を2022年6月10日(金)14時30分より開催致します。
【URL】https://www.oecc.or.jp/event/20220525/8189/
「今後の気候変動対応とウクライナ危機」詳細
近年世界は、カーボンニュートラルやSDGsの達成に向け、大きな変貌を遂げている中、先般IPCC第6次評価報告書が取りまとめられ発表され、気候変動対策が引き続き喫緊の課題であることを再認識させられました。海外環境開発協力分野に長く取り組んできた我々として、この報告書からのメッセージをどのように受け止め、今後の活動にどのように反映させていくべきか、とりわけSDGs達成、「環境インフラ海外展開プラットフォーム(Japan Platform for Redesign: Sustainable infrastructure:JPRSI)」への更なる取組、自然との共生等の観点から、どのような行動が求められているかについて議論します。
また、昨今のウクライナ危機やコロナ禍への対応等、国際社会・経済が激変・複雑化する中で、海外環境開発協力分野において、どのような対応をしていくべきかについて考える糸口を探ります。
橋本道夫記念シンポジウムについて
橋本道夫先生(OECC初代理事長)は、我が国の公害環境行政の道を拓かれるとともに、国際環境政策の先駆けとして活躍され、今日の海外環境開発協力の礎を築かれました。OECCは、橋本先生のご功績を讃え、同先生の志を後世に引き継いでいくことを目的に毎年記念シンポジウムを開催し、その時々の優先課題の中から選んだテーマについて、未来志向の議論を深めています。
プログラム
14:30~ 開会セッション
<開会挨拶>竹本 和彦(OECC 理事長)
<来賓挨拶>中井 徳太郎(環境省 環境事務次官)
14:45~15:25 基調講演「今後の気候変動対応とウクライナ危機」
三村 信男(OECC会長、茨城大学 地球・地域環境共創機構 特命教授、IPCC/AR6 WG2レビューエディター)
15:25~16:45 休憩
15:45~16:55 パネルディスカッション
○ パネリスト
・水谷 好洋(環境省 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官)
・岩崎 英二(JICA地球環境部 部長)
・三村 信男(OECC会長)
○ コメンテーター
・亀山 康子(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授/国立環境研究所 社会システム領域 上級主席研究員)
・森田 香菜子(森林総合研究所 生物多様性・気候変動研究拠点 主任研究員/ 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任講師)
・西川 絢子(環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当官参事官室 インフラ推進官)
・加藤 真(OECC 理事、業務部門長)
○ ファシリテーター
・竹本 和彦(OECC 理事長)
17:00 閉会