シリアのアサド大統領の恐怖政治をやめさせようとする国際社会の最新の取り組みは、失敗しつつある。アサド氏は、国連と合意した停戦の約束に従うどころか、国民の殺りくを続けており、アサド政権に対する蜂起が始まって以来この1年で、犠牲者は推計9000人に上っている。
国連安保理は、ここ数日間の出来事を受け、アサド氏とその軍部隊に対する厳しい統一的な行動を取るべきだ。それは、重要な安保理決議案を拒否権で葬ってきたロシアと中国が、アサド氏の残忍な政権を保護するのをやめる必要があることを意味する。
国連とアラブ連盟の合同特使を務めるアナン前国連事務総長は2週間前、アサド氏が、軍を10日までに都市部から撤退させ、その後48時間以内に戦闘を停止するとの提案を受け入れたと述べた。しかし最近も依然として激しい戦闘が伝えられ、軍撤退の兆しは見えない。アサド氏は8日、新たな条件を持ち出し、軍撤退に先立って反体制派側が武器を捨てることを文書で保証するよう要求した。軍は9日、トルコ最大のシリア人難民キャンプを国境越しに砲撃し、難民2人が死亡、少なくとも23人が負傷した。危険で卑劣な弾圧の拡大だ。

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