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2014年度 「弁当の日」応援プロジェクト講師派遣助成事業 広島県福山市立大成館中学校 開催報告

 

PICT04342014年5月26日(月)広島県福山市立大成館中学校にて、竹下和男氏による講演会『子どもを台所に立たせよう』が開催され、大成館中学校の生徒、保護者、教職員、約450名が参加しました。

 

今回の講演では、親への感謝や、食生活と生き方のかかわりに加え、自分がどうありたいのかを見つめ直し、反省したり、気付かされたり、自分がどうなっていきたいのかまでを描くいい機会となったようです。

 

 

生徒さんからの感想です。(一部省略、抜粋)

 

・講演の中で、自分が大人になって絶対に子どもに重要視しようと思ったのが、『小さいうちにいろいろ体験させ、成長させよう』だ。小さく幼い頃が、生きるすべをたくさん取り入れると知ったから。幼いうちに今回のような料理(命)や友達(環境)、人付き合い(社会性)をきたえることが、全て大人になって使われるから。この講演を聞いて、たくさんありがとうは言ってきたけど(お母さん)、今度はお父さんにも言いたいです。

 

・人間はある環境に置かれると、その環境に適応した人間になっていくということや、食生活は人の性格などをも変えてしまうものだということが改めて思いました。また、昨年の文化祭で、私達2年生がした朗読劇「はなちゃんのみそ汁」で,私がとっても印象に残ったセリフで「食べることは生きること」というのがありましたが、今日の講演を聞いて改めてそのセリフのありがたみや意味を確認することができました。

 

・食生活とは生き方が、こんなにも深くかかわっているとは、考えたことがなかった。小さい頃の経験が大人になってからの考え方や生き方につながることを知った。大人になった時、家族の食生活を支え、おばあちゃんや千恵さんのように教える人になりたいです。

 

・僕は毎日作ってもらっていたことが普通だったけど、講演を聞いてとても恥ずかしかったです。はなちゃんは小さいのに自分で作っていて、自分は弁当もできずまかせてばかりでした。他にも食事は脳にもつながっていて、食べるだけをしている僕は、全然親にも感謝していませんでした。とても大切に育ててくれたのに申し訳なく思いました。なので、これからは毎日はできなくても、時々でもいいから食事を一品でも作ったり、弁当箱を洗ったりして少しでもできるようにやっていこうと思っています。大切なことに気づかせてくれて竹下先生、本当にありがとうございました。先生の言ったことも、将来の自分の子どもにもちゃんと教えてあげたいです。

 

PICT0418

 

講演後には、竹下先生に握手を求めて校長室を訪れた生徒さんもいたようです。また、竹下先生へ大成館中学校の生徒さんが校歌を歌い、先生もそのすばらしさに感動していたようです。

感動に満ち溢れた講演会、この感動を忘れずに素敵な大人になってくださいね。

 

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