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2013年度 「弁当の日」応援プロジェクト講師派遣助成事業開始 静岡県磐田市「こうのとり豊田保育園」開催報告

「弁当の日」応援プロジェクトが講師を派遣する今年度最初の講演会が、2013年4月20日(土)9:30~11:00 静岡県磐田市の「こうのとり豊田保育園」で開催されました。この講演会は、「弁当の日応援プロジェクト」の2013年度助成先20件の最初の講演会で、講師は福岡市立愛宕小学校教諭の稲益義宏氏。講演タイトルは「親が子どもに残せるもの~弁当の日を経験した子ども達~」で、同保育園関係者など約90名が参加しました。

稲益氏は、子ども一人で全て弁当を作る「チャレンジコース」、家族の誰かと一緒に作る「親子で作るお弁当コース」、おにぎりだけ作る「おにぎりコース」、家族の作ってくれたお弁当に感謝する「エンターテイメントコース」4つから、子どもたちが自由に選んで実施できる「イナマス式」の発案者。

講演では、大学生の食の乱れを指摘したうえで、弁当の日は、離れ離れになっていた家族を一つにする力を持っている。もう一度家族のつながりを取り戻せる。弁当作りを通じて料理の楽しさを実感し、親子の会話が増え、周囲の人間に感謝する心が育つと紹介。

親も弁当作りが面倒くさいというのは、子育てが面倒くさいと言っているのと一緒だ。子どもと台所に立つことで、親子の絆も深まる。弁当の日を始めるにあたって教育現場では強制もある程度必要。子どもの自主性に任せるとは、ほったらかしともいえる。「弁当の日」は、ただ弁当を作ることだけでなく「学び」と「くらし」につながっていくと述べました。また、講演中に映し出される小学生の作った弁当の写真に参加者からは「すごい」「ほんとにひとりで作ったの!」など驚きの声があがっていました。

 

 

 

 

 

 

 

講演後参加者からは、以下のような感想が寄せられました。

*2歳の親だが、台所に立つ後ろ姿をまず見せていきたい

*子どもと今後台所に立ちたい

*とてもいい話を聞けた

*ガツンと心に響いた

*すごく感動した

*子どもとの接し方が変わる話だった

*家族でも弁当の日をやってみたい

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