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食育・子育てシンポジウム 「親が子にのこせるもの」開催報告

11月7日(土)13:00~16:00 プレスセンターホール(東京都・千代田区)で              食育・子育てシンポジウム 「親が子にのこせるもの」 が開催されました。 このイベントは「弁当の日」応援プロジェクトの主催、内閣府・文部科学省・農林水産省・東京都教育委員会の後援で行われ、約200が参加しました。

第一部では、助産師の内田美智子先生が「あなたがいるだけで」と題して講演。36年間で2900人の赤ちゃんを取り上げてきた内田先生は「生まれることは奇跡であり、人はそこにいるだけで価値があるのです。中学・高校生で産婦人科の門をたたき、妊娠、中絶した子どもたちはみな食に問題を抱えていました。何とかしたいと悩WEBuchidda1282 - コピーんでいたときに竹下先生と弁当の日と出会いました。私が抱えている悩みを弁当の日が解決してくれるかもしれない、との思いで弁当の日を応援してきました」と話しました。

そして、「どんな出産も、お産は命がけです。母親が命がけで生んだ子を、命がけで育ててほしい。小さな幸せはみなさんの手の中にあります。手の中にあるうちにかみしめて欲しい」と訴えました。

12月に公開予定の映画「はなちゃんのみそ汁」のショートムービーの上映も行われ、ました。

第二部では「弁当の日」提唱者の竹下和男先生が「くらしの時間を子どもたちに」と題して講演しました。

竹下先生は「子どもの成長のためには、くらしの時間、遊びの時間、学びの時間のバランス構造が必要だが、現代はくらしの時間が著しく欠如している。くらしの時間を広げて中身を充実させる必要があり、弁当の日は、義務教育の中で子どもたちに“くらしの時間” を広げる働きかけができる」と指摘。自ら実践した滝宮小学校(香川県)での弁当の日の事例を紹介しました。takeshita.web1537

また、「人は置かれた環境に適応する。滝宮小学校では、子どもたちは五年生になるまでに、簡単な料理は一人で作れるのが当たり前だという環境を14年かけてつくってきた」と語りました。

 続いて、映画「はなちゃんのみそ汁」をテーマにしたトークセッションも行われ、原作者の安武信吾さんと娘の安武はなちゃん、竹下先生が参加しました。

はなちゃんは、がんで亡くなった母千恵さんの教えを守り「毎朝 tallwebIMG_1550  5時に起きてみそ汁を作っている」と語ると、会場から感嘆の声も。映画を見た感想をきかれると「感動したところと、笑えたところがたくさんあった。お母さんと広末さんの雰囲気がすごく似てるなと思った」と語りました。

 最後に映画の鑑賞券があたる抽選会も行われ、10組20名にチケットがプレゼントされました。当選された方、おめでとうございます。残念ながらはずれた方は、chusenweb1308 - コピーぜひ映画館でご覧ください。

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