◎日本の食支える発酵食品
魅力や味の不思議を探る 東京農大で「食と農の未来を考えるシンポジウム」開催
日本の食を支える「発酵の不思議」をテーマに11月26日、東京都世田谷区の東京農業大学百周年記念講堂で「食と農の未来を考えるシンポジウム」が開催された。
第1部では東京農大応用生物科学部醸造科学科の小泉幸道教授が
「発酵食品の魅力」、
前橋健二准教授が
「味の不思議」についてそれぞれ講演。
第2部では料理研究家としても活躍中の近茶流嗣家、柳原尚之氏が
「発酵食品-日本料理とのおいしい関係」と題して講演した。
続いて講師3氏に野菜農家の小野久枝さんが加わり、
「子どもたちに伝えたい食の知恵」に関してトークセッションを実施。
学生など500人が、日本の風土に根付いた発酵食品の魅力の紹介・解説に聞き入った。
「発酵食品の魅力」
東京農大 応用生物科学部
醸造科学科教授
小泉幸道氏
発酵って何?どんな食品があるの?私たちにとって身近な発酵食品。その魅力を分かりやすくお話します。
小泉幸道氏の略歴
1951年神奈川県生まれ。73年東京農業大学農学部醸造学科卒業。97年より現職。専門は発酵食品学。
発酵食品の科学的な成分変化と機能性に関する研究を行う。
87年日本缶詰協会逸見賞受賞、2002・09年日本農芸化学会論文賞受賞。
食と農の博物館館長。テレビや雑誌、ラジオなどでも 活躍中。
著書に『NHKあさイチ 驚きの効果 ハチミツ&酢のパワー (生活実用シリーズ)』(日本放送出版協会)、
『酢が効く』(学習研究社)などがある
「味の不思議」
東京農大 応用生物科学部
醸造科学科准教授
前橋健二氏
子どもと大人の味覚の違い、日本人の味覚や、味に関する面白くてためになるお話、お教えします。
前橋健二氏の略歴
1969年千葉県生まれ。1994年東京農業大学農学研究科醸造学専攻修士課程修了
東京農業大学応用生物科学部醸造科学科助手を経て、現在准教授。
調味食品科学研究室に所属、豊かな食生活を支える調味料について研究している。テレビなどでも活躍中。
「発酵食品―日本料理とのおいしい関係」
近茶流嗣家
柳原尚之氏
料理研究家としても活躍中の柳原尚之先生が、伝統的な食材を使った日本料理について語ります。
柳原尚之氏の略歴
1979年東京都生まれ。2001年 東京農業大学農学部醸造学科卒業後、小豆島の醤油会社
マルキン忠勇の研究員として勤務。02年 オランダ船籍の帆船スワンファンマッカム号
のキッチンクルーを務める。
03年より父・近茶流宗家 柳原一成氏とともに、柳原料理教室にて、日本料理、茶懐石
の研究指導にあたる。テレビ、雑誌などでも広く活躍中。
著書に『近茶流 柳原尚之の男が食べたいごはん!白飯に合うおかず』」(ゴマブックス)
などがある。
柳原尚之先生著作の書籍はこちら
「子どもたちに伝えたい食の知恵」
NPO法人農業情報総合研究所 理事長 エフエム世田谷「農と言えるニッポン!」
パーソナリティ
植村春香氏
日本人の食生活には、食材を上手に活かすとても豊かな食の知恵があります。
これらを子どもたちにどう伝えていくか。私たちのこれからの食について考えます。
パネリスト
柳原尚之氏
小泉幸道氏
前橋健二氏
小野久枝氏(野菜農家)